ロングインタビュー「東野幸治」 [日記]


「70歳で、スタジオで大縄跳び」

ときどきひどくニヤニヤした表情を浮かべる。

「ダメなもの」や「いたたまれない」を見つけたとき。

そこで起こっている出来事を面白がるキライがある。

ニヤニヤしながら、面白さを翻訳してくれる。

氷の男。心を失ったモンスター。でも、

このうえなく子象を愛でる心優しき男。

しかしてその実態は─。


メンドクサイ。けど楽しい。7~8割は出せる番組


『やりすぎコージー』で放送された震災のチャリティーイベントは、一見普通だった。芸人さんたちがネタを披露し、収益は義援金になる。だが、何か怪しかった。

エライ武器が用意されていた。「放課後電磁波クラブ」である。ご存じの方はここから10行飛ばされたい。おちんちん周辺だけが辛うじて隠れる超スーパーハイレグのコスチュームに身を包んだN極くん(今田耕司)とS極くん(東野幸治)が「この世の悪を吸い寄せ」、正し、社会にメッセージを送るコントだ。もともとは、90年代に一世を風靡した『ダウンタウンのごっつええ感じ』のキャラだった。それが今回、14年ぶりに復活したのだ。

「あれはそもそもフジテレビのもんやし、考えはったのも松本(人志)さんやったと思うんですよ。でも話をさせてもらって、その辺がクリアになったから“やりませんか”みたいな感じで話が来たんですよね」

全裸に近い衣装のため、毛は処理済み。取材当日はやや生えつつあって「モゾモゾとかゆくなってきてます」と言っていたが、それに関しても14年ぶりの感慨云々よりは「メンドクサイなあって思いながら(笑)」。

実際メンドクサイらしい。剃る前にはさみで短くせねばならないし、袋の処理は難しいし、床に新聞紙を敷き、終わったあとはカミソリも洗わねばならない。憂鬱である。

「結局ズボラなんですよ(笑)。やりたいんやけど、アマノジャクやからメンドクサイ感じを出してしまうところもあるし、ホントにメンドクサかったりもするし。でも実際始めてみたらスゴイ楽しいから、何の文句もないんですけど」

毛だけでなく、仕事全般に関する話だ。フラストレーションを抱えつつやっている。TVを生業としている以上、制約はある。言いたいことが言えなかったり、わかりきっていることに対してリアクションしたり、誰もが安心できるように突っ込んだりせねばならない。

「キライですキライです。もちろん立場上求められてるときにはやりますけど、ホンマのホンマはやってもそんなに面白くないやろと思ってます。それは性格ですからねえ」

でも“やりすぎ”に関しては、それが薄いと言う。今田耕司は、この番組のことを “ホーム”と呼んだ。東野幸治は?。

「別のバラエティやったら、言いたいことを5割ぐらいで止めてるんですけど、それを7~8割は言える。オンエアされるされない別にして、芸人さん同士の掛け合いでアクセル踏めるんです。いや、むしろ、オンエアされないとわかりながらしゃべってるところも多いので、フラストレーションはたまらないし、スゴイやりきった感じになれるんですよね。ホンマ、ありがたい番組やと思ってます」

好きな企画を尋ねたら、企画そのものより、それによって誰かの意外な一面を知れる方が楽しいと言う。

たとえばオードリー春日が深夜、グローブ片手に公園へ出向き、自らはライトを守っているという体で野球の試合を妄想している件。あるいは、ある放送作家がエレベーターと百貨店を偏愛している件。

「この話なんか『ごきげんよう』で言うたら、絶対お客さん引きますからね。そういうのがアリで、ここで明らかになるのが楽しくてたまらないんですよね」

人の心を失った男が、
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http://news.livedoor.com/article/detail/5698044/

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「放課後電磁波クラブ」は懐かしい!
N極くんとS極くんがあぶない格好なんだけど、あれはあれで面白いし懐かしい。
しかし、毛の処理とかやってるんだね~知らなかった!


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